内容紹介
インターネットで解答を採点・評価・再生できる和声学課題集全2巻の2巻目。インターネット上で、鍵盤楽器の演奏を苦手とする読者にも音を提供し、また禁則の指摘を受けられるので、独学できる範囲を飛躍的に拡大する。本書のすべての課題について、1. 自動採点 2. 連結判定 3. 再生 4. 長調・短調の入れ換え 5. 解答の保存・再現機能 が無料で利用できる（下記の音楽学習サイト「洗足オンラインスクール・オブ・ミュージック」の和声学学修支援システム「和声の祭典」で提供）。本文は連結の要点の解説、導入練習、課題から構成され、課題数は付録も含め、充実の全380課題。ハ長調・ハ短調をはじめ、さまざまな長調・短調によるバス課題・ソプラノ課題ほかを収載している。本書では２7、５9、和音の変化（準固有和音、ナポリの２、ピカルディーの3度、４の付加音）、ドッペルドミナント、その他（副七の和音、ドリアの４）を扱う。

目次

はじめに
本書の使い方／本書の特徴
和声学学修支援システム「和声の祭典」

〇第1部〇 ２7の和音
　基本形、第1転回形を含む連結
　第2転回形、第3転回形を含む連結
　ソプラノ課題

〇第2部〇 ５9の和音
　基本形、およびすべての転回形を含む連結
　長調の５9における根音省略形
　短調の５9における根音省略形

〇第3部〇 和音の変化
　長調における変化
　短調における変化
　４の付加音

〇第4部〇 ドッペルドミナント
　基本形、第1転回形を含む連結
　第2転回形、第3転回形、および下方変位を含む連結
　九の和音とその準固有和音
　ソプラノ課題

〇第5部〇 その他の和音
　副七の和音
　ドリアの４

〇第6部〇 付録
　さまざまな課題について
　補充課題
　さまざまな形態の課題

Mini Column
　２7の魅力
　属九の和音
　準固有和音とピカルディーの3度
　ナポリの6、ナポリの２
　ドッペルドミナントの音楽表現
　増6の和音を多用しすぎると・・・

索引
共著者より
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